ようやく春めいて暖かくなってきました。
桜の開花情報も、ちらほらと聞こえてきます。


季節の変わり目でもトラブルを知らないお肌を目指して、肌のなかのメカニズム、今回は真皮層について見直してみましょう。

前回、表皮と真皮層の間にある基底膜、ここにある表皮突起の凹凸をはっきりと保つことがハリや弾力を保つ秘訣、というお話をいたしました。

この基底膜を支える真皮層は、ヒアルロン酸やコラーゲン、エラスチンといった肌本来が持っている成分で出来ています。

この土台と表皮突起の凹凸をはっきりと保つためには、コラーゲンの代謝を促進し、真皮中の繊維、コラーゲンやエラスチンの減少、劣化をおさえることも大切です。

また、繊維間を満たしているヒアルロン酸や細胞間脂質の補強も重要です。

ここで見直したいのは血行促進です。

私たちの身体のすみずみまで栄養を運んでくれる血行が健康によって促され、美肌につながります。

血行が促進されると表皮突起から表皮細胞（ケラチノサイト）にスムーズに栄養が送りこまれ、お肌に生命力が届けられます。

ただ塗るだけよりも、簡単なマッサージを意識的に組み込むことも、EGFエクストラエッセンスやそれぞれのアイテムが持つスキンケア機能も引き出されて効果的です。

その積み重ねが年齢に負けないハリや弾力、透明感のある肌へ導きます。

もちろん自らが持つ肌の機能を高めるためにも、乾燥やストレス、寝不足などは大敵です。

肌が健康でいられるように、お肌のしくみをイメージしながらのスキンケアを楽しんでみてはいかがでしょうか？