質の良い睡眠で、短時間でも熟睡感を得られる良い方法があります。
美容のためにも、身体のためにも、睡眠はとても大切。
睡眠は「時間」ではなく「質」と言われています。
天気も不安定で体調も優れないこの時節だからこそ、睡眠方法を見直してみてはいかがでしょうか?
お手入れ
人生の3分の1を占めるといわれる睡眠は、目や筋肉などの「カラダを休ませる」と同時に、
「脳を休ませる」という重要な役割を担っています。
脳を休ませる睡眠は、自律神経に休息を与えリラックスさせます。
また、脳を休ませると、体内で成長ホルモンが分泌されます。
成長ホルモンには「細胞を新しくする」といった効果があります。
もちろん、寝ることも大切ですが、最も大切なのが睡眠時間。
よく、8時間睡眠と言われますが、この時間はあまり良いとは言えません。
睡眠時のバイオリズムである「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」の周期は90分です。
レム睡眠とは、カラダは深い休息状態ですが、脳は覚醒に近い状態で体温が上昇します。
ノンレム睡眠とは、カラダも脳も深い休息状態で体温が下がります。
したがって、レム睡眠時に起きると、目覚めが良好になります。
逆にノンレム睡眠時に起きてしまうと、目覚めが悪く、一日中ボーッとしてしまいます。
睡眠時間を90分の倍数+α(眠りに入るまでの時間)で起きる
ようにすると、熟睡感があり効果的な睡眠を取ることができます。
たまに、「毎日3時間睡眠です」というスーパーマンのような方がいるのですが、この睡眠周期を利用した睡眠法であれば、3時間でも質の良い睡眠をとることができるというわけです。
理想としては、6時間睡眠が脳も体もしっかり休むことができます。
そして、なるべく毎日同じ時間に眠ることがベストです。
お肌のゴールデンタイムが23時〜2時と言われていますので、日付が変わる前に布団に入ることができると良いですね。
睡眠不足や質の悪い睡眠を続けていると、カラダの不調だけでなく、重大な心の病を引起こすこともあるそうです。
体に合った布団や枕を見つけてみたり、鎮静効果のあるアロマを焚いてみたり。
睡眠の環境を心地よく整えて、睡眠周期を利用した睡眠方法をぜひ
一度お試しになってみてください。