お手入れ
健康な状態であれば、気に入った香りや仕上がりでシャンプー選びをしても、さほど問題はありませんが、紫外線ダメージをたっぷり受け、夏疲れをしている頭皮や毛髪には、なるべく、石油由来成分に頼らないで、天然由来成分の製品をお選びください。
石油由来成分は、サラサラ感やしっとり感、艶を出すため毛髪に膜を張ります。
ですから、洗った後の手触りや仕上がりはとても良く感じますが、それは髪の毛が健康になっているというわけではありません。
髪の毛をコーティングしているだけですから、洗えば取れてしまいます。
美容院でシャンプーをしてもらう時に、髪の毛痛んでいますね?と言われた経験ある方も多いと思います。
また、肌荒れ、ニキビ、背中ニキビ、フケなどの原因になることもあるそうです。
頭皮も顔の一部ですから、スキンケアと同じようにシャンプーもお肌に優しく、安全な製品にこだわりたいものです。
またシャンプーの仕方にもちょっと気を使ってみましょう。
シャンプーの時熱いお湯や、強いシャワー圧はタブーです。熱いお湯を浴びるとキューティクルが立ち上がり、髪の毛がボワッと膨らんでしまいます。
髪の毛にとってベストなお湯の温度は38℃です。
シャワー圧は浴室の壁に当たったとき、しぶきがいっぱい飛ぶようなら、勢いが強すぎます。
洗い方の基本は頭皮を洗うことですから、シャンプーは髪の毛ではなく、頭皮に付けます。
頭皮を指の腹でマッサージする感覚で泡立てていきます。
頭皮は髪の毛が生まれる畑といってもいい大切なところですから、汚れを落とすことはもちろん、よくマッサージして、健康な地肌を保ちましょう。
すすぎも、地肌に手を入れながら、マッサージするようにすすいでいきます。
頭のてっぺんからシャワーでジャージャー流すのではなく、手を使って、お湯を含ませながら、やさしく洗い流します。
トリートメントやリンスを使う場合は、髪質や痛み具合に応じて製品を選ぶようにしましょう。
シャンプーなんて・・・と手を抜く方、結構多いです。
顔のたるみやクスミも頭皮の健康と深く関係がありますよ!
正しい製品を選び、正しいケアぜひ実践してみてください。