お手入れ
東洋医学では体内をエネルギー(気)が循環する道筋のことを経絡(けいらく)と呼びます。
体のあちこちで気の循環が滞るとトラブルが発生し、不快な症状となって現れます。
中でも特に反応の強い場所が、経絡に点在する経穴(けいけつ)=「ツボ」です。
ツボを刺激するということは、滞ってしまった気の流れを正常に戻し、スムーズに巡るように整えることです。
ツボを見つけるには!?
手で体の声を聞くように、ゆっくりと軽く体全体をなでてみてください。
カサつきやザラつき、冷えやほてり、痛みなど、他とは違うな!?と感じる場所を、指で軽く押したり、コリを軽く摘んでみましょう。
微妙な変化の現れる場所がツボです。
ツボの位置には個人差があるので、広い範囲で調べてみてください。
・冷たい手は逆効果です。
冷たい手で触ると気の流れが悪くなってしまうので、両手を温めたり、お風呂に入っている時が効果的です。押して「イタ気持ちいい」と感じるツボを探してください。
・呼吸を合わせてください。
リラックスして呼吸と同じリズムで行うと効果がアップします。
息を吐きながら押し、吸いながらゆるめましょう。
ゆるめるときは、体から手を離さずに力を抜くのがポイントです。
・やり過ぎ注意!
1か所のツボを押す回数は、20〜30回を目安にして。
・昼真より夜がおススメ!
部屋の明かりを落として、アロマやお香を焚きながら行うと更に効果的です。
刺激、呼吸、手当、芳香・・・心身ともにほぐれて癒されることでしょう。
疲れたな!と感じたらぜひお試しください。