さわやかな風が心地よく、気持ちの良い気候ですね。
夏に向かって、肌のお悩みで多くなるのが毛穴の開きや黒ずみです。
特に多いのが・・・
・頬や鼻のまわりの毛穴がプツプツ開いている!
・肌のキメが粗く見える!
・ファンデーションでもごまかせないほどデコボコ!
気温が上昇するにしたがい、肌の皮脂分泌も活発になってきて毛穴が開くので、黒ずみやボツボツが目立つようになってきます。
しかも、この毛穴の開きは、年齢によって原因が異なります。
鏡を見ながら、ご自身の毛穴をよく観察し、肌状態に合ったケアが必要です。
お手入れ
一般的に、10代?20代は皮脂の分泌が盛んな世代。
額・鼻の周り・アゴを結ぶTゾーンはとくに皮脂分泌が多く、ニキビができやすい部分。
そのため、皮脂の出口である毛穴が開いてしまいがち。
拡大鏡でよく見てみると、毛穴は横方向に開いています。
30代以上の場合は、ちょっと原因が違います。
年齢を重ねると、肌の深部でコラーゲン線維などの細胞間組織が減り、それをつくる線維芽細胞の働きが弱ってきて、弾力やハリが失われてきます。
そうすると肌は重力に逆らえずにたるみ始め、肌表面の毛穴は伸びて、凹凸に影を落とし、目に見えるようになってきます。
このときの毛穴は、涙のような縦型。
とくに、頬の毛穴が縦型に開きだしたら、「たるみ」のサインです。
では、毛穴を目立たなくするには??
横型の毛穴の場合は
過剰な皮脂分泌をおさえて、肌を正常な状態に近づけることがポイントです。
朝晩の洗顔で汚れと皮脂を肌に溜めないこと。
日中もまめにお化粧直しして、脂浮きをおさえれば、だんだん毛穴が目立たなくなってくるはずです。
縦型に開いた毛穴の場合は?
これは、ズバリ「たるみ対策」。
それにはまず、正しい洗顔。
落としきれていない汚れが毛穴をより目立たせていることも多いので、ていねいなクレンジングでしっかり洗いきりましょう。
次にたっぷりと保湿して、肌にハリと弾力を取り戻します。
肌の深部の、働きが衰えてしまった線維芽細胞を活発にし、失われた細胞間組織を補充するために、たるみやシワ(たるみが進むとシワになります)に効果的なスキンケア商品を使いましょう。
細胞のひとつひとつがふっくらして肌に弾力が戻ってくれば、へこんでいた毛穴のプツプツも浅くふっくらと戻ってきます。
毛穴の原因を見極めて、毛穴レスな陶器肌を目指しましょう。
次回は黒ずみについて・・・です。